■ 思い返す 濃霧に形づくる郷愁
■ また八月をノックする神の国
■ 人間に生れ何をしてきた
■ 楽園と地獄がらがらとむしばんでる
■ 虫が虫を食べそれを見ている人間
■ 霧の奥から駒送りされてくる壊れた波
■ 神は波の形であらわれた
■ 昭和史の悲惨 かってスマトラ沖に眠る
■ 鶴くる便り語りかける人はいない
■ 生きてるなんてちょっとしたこだわり
■ 生きねばならぬ男が米をとぐ
■ 温故知新 音符となる寒つばき
■ 降りて 木馬の鼻さする
■ 話しても腹膨れてる
■ 神様をペテンに賭けようとした
■ 星数えながらの 鈍行に乗る
■ 冬のトンビの輪 無言
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近木 圭之介
いまきいれ尚夫
比田井 白雲子
浅沼 道子
黒崎 渓水
中條 恵行
松原 トヨ子
新城 宏
中谷 みさを
新村 和也
野村 稲波
清水 八重子
正山 昏迷子
前田 和子
伊藤 完吾
安田 阿佐子
大谷 房代
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